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不貞行為に基づく慰謝料請求訴訟(訴状提出まで)

 

「旦那の不倫が発覚しました。

怒りが収まらないので、慰謝料1,000万の請求をしたいです!!」

 

慰謝料請求訴訟

怒り心頭でご相談に訪れたAさん。

今からでも裁判所に乗り込まんとする勢いです。

勢いのまま、裁判所に乗り込んだとして、慰謝料請求は出来るのでしょうか?

 

大多数の皆様のご想像通り、慰謝料請求がそう簡単に出来るわけではありません。

今日は皆様と共に、慰謝料請求訴訟提出までの流れを確認したいと思います。

 

具体的事情の検証

Aさんがリラックスするまで待ち、

詳しくお話をお伺いすることにしました。

聞けば、Aさんの旦那は、同窓会で10年ぶりに会った元彼女さんと、

お酒に酔った勢いのまま、一夜を共にしたとのことです。

その後、何度か逢瀬を重ね、今でも週に一度は朝帰りだということです。

朝帰りに、女性の影を感じたAさんが、探偵さんに素行調査を依頼したところ、

バッチリと、仲睦まじそうに手を繋ぎ、ホテルから出てくるお二人が写真に撮られたという

報告を受けました。

写真を撮られたことを自覚した旦那は、観念したのか、

帰宅後に、Aさんに離婚し、同級生と再婚する旨を一方的に通知し、

着の身着のままに、家を飛び出してしまい、行方知れずとのこと・・・。

 

「おそらく実家にいるとは思うんですけどね。」

焦燥された表情で話すAさんはもはや離婚を覚悟されていらっしゃるようでした。

 

Aさんはきちんと家事もこなし、きちんと家を守ってきました。

それがこんな形で裏切られるなんて・・・

お話をお伺いする間も、何度も言葉に詰まるAさんに、

川原弁護士は、同情を隠すことはできませんでした。

 

「わかりました。Aさんのお気持ちはよく理解できました。

慰謝料請求を行いましょう。あとは、婚姻費用の分担請求も可能です。」

 

saiban

 

訴状記載事項

早速川原弁護士は、Aさんからお伺いした事情を「訴状」という形でまとめました。

訴状に記載する内容は、

 

 

・事件名
 「離婚等請求事件」「婚姻費用分担請求事件」

・申立年月日

 2016年〇月〇日

・提出する裁判所・部所名
 「大阪地方裁判所 御中」

・訴訟物の価額
 300万円

・当事者の表示
 原告(訴える側です。今回はAさん)、被告(同級生女性)

 それぞれの住所氏名と連絡先を記載します。

 (※相手方の名前などが不明な場合は、訴訟提起することはできません!)

・請求の趣旨
 判決の主文に該当する、請求する内容を簡潔にまとめた内容を記載します。
 ※「被告は、原告に対して、金300万円を支払え」

・請求の原因
 Aさんからお伺いした、これまでの事実経緯や紛争の内容に関する詳細を記載します。

 「2016年●月●日、Aさんの旦那は、〇大学の同窓会に出席し、・・・」

 

そして、証拠書類を「書証」という形で、添付します。

慰謝料請求を行うにあたり、その理由であったり、原因を裏付ける証拠です。

今回は、甲1号証で相手方の戸籍謄本を、甲2号証でホテルから出てくる写真を、

甲3号証で、Aさんが毎日つけていた日記を提出することにしました。

日記に関しては、どれだけAさんが一生懸命家事に勤しんできたか、

不貞行為当日の、Aさんの心労なども、赤裸々に記載されているものです。

 

訴状および書証に関しましては、

所定の印紙・郵券ともに(訴額によって金額は前後します。)

裁判所の訴状受付係に提出されました。

ここで、裁判所書記官が、形式チェックに入ります。

(当事者が抜けていないか、印紙・郵券があるか、などです。

内容ではありません。)

 

その後、今回の事例では、担当部(通常「民事第〇部●係」)へ事件が移り、

当事件担当の書記官から事務所に電話があり、事件番号及び、初回期日などが

知らされることになります。

(事件番号は、平成28年(ワ)第1111号みたいなものです。事件の識別番号です。)

 

事件番号の連絡があった後、

Aさんに電話し、事件番号や初回期日をお伝えしました。

 

ようやくスタートラインに

これでようやく、慰謝料請求訴訟のスタート地点に立てたわけです。

勢いそのままで裁判所に行ったところで、門前払いなのは、ご理解いただけたのでは

ないでしょうか?

 

餅は餅屋に。

裁判は弁護士に。

 

私たちは感情論や、勢いそのままに請求を行っているわけではありません。

あくまで法律に則り、さらには、依頼者の満足を得られるようなゴールに向けて

常に全力で事件処理にあたっています。

インターネット等では、当たり前のように、「こんな場合は、簡単に慰謝料請求」などと

うたい文句が横行していますが、

一つ一つの事件に、弁護士は必死で、全力でぶつかっていることも、ご理解いただきたいと思います。

 

繰り返しになりますが、これでやっと事件としてはスタート地点に立ちました。

次回はどんな裁判が待ち受けているのでしょうか?

 

Aさんの慰謝料請求に関しましては、また後日、ご報告させていただきます。

 

不倫・慰謝料請求で訴訟をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 


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